三冊も一気に出るので、今月から面白かった一冊だけを買うことにした。
GONKAKUを買った理由は猪狩さんのインタビュー!
スゲェ、猪狩さんスゲェ!!
猪狩さんはK-1レフリーとして有名な人で、現役時代(キックボクサー時代)はタイのチャンピオンにKO勝ちしている。
3回も。
あのトシちゃんですらKOは1回(*1)、現日本最強の魔裟斗が……そもそも勝ってない……。
と、考えると、如何にとんでもない経歴の持ち主なのか分かって貰えるだろう。
多分、名前は知らなくても顔を見ればみんな分かる筈。
初期K-1の大事な試合はほとんどこの人が裁いている。
その猪狩さんは、去年の一月にK-1審議委員を退任している。
日本拳法の方が忙しくなったというのもあるが、
「プロレスみたいなボブ・サップが出てきたり、曙が出てきたりとなって、私としてはもう必要なくなってきたな」 と、感じたのも理由の一つであるという。
「あんなものを出しちゃ駄目ですよ」 とまで言い切る。
ヌル山が目の前に居たら、マッハパンチ(*2)を叩き込みそうである。
更に、K-1は“立ち技ナンバーワン”を公言しているにも関わらず、ヒジや組んでのヒザを禁止している。
「競技としては、それでは世界一とはならないと思う」 とのことで、世界一なのはファイトマネーだけ? なのか?
いかに今のK-1が腐っているか、しみじみ分かる寂しい話である。
猪狩さんのような人がついて行けないところにK-1は行ってしまった……。
更に、K-1だけでなく柔道にまで話は及ぶ。
今の柔道はオリンピックスポーツで、武道じゃない、と。
「たとえば優勝決定戦なんかでも、勝った瞬間にこう(両手をあげる)じゃないですか。道を求めるのであれば、相手がいるからこの技を出すことができる、ということは一人ではできない、相手がいるからできるのであって、投げたら黙礼なんですよ」 全くもってその通りで、手を上げて喜ぶのはメリケンや毛唐の所業なのである。
最近は日本人選手と言えど、はしゃいでいる姿しか思い浮かばない。
(そこしか報道されてないのかも知れないが)
俺の脳裏に
ビバ柔道なアノ人が、投げた瞬間ガッツポーズしている姿が浮かんだ(PRIDEの煽りでも使われてたね)。
それがビバなのか? ビバノンノン。



(確かに「俺強い!」であって「相手がいてこそできる」という感じはしないな……)
もちろん金メダルを噛んだりするのも、
「武道じゃない」 と言い切る猪狩さん。
痛快な
ノー・タワラである。
もちろん、日本の武道を真剣に考えているからこその発言である。
だから、重い。
そんな猪狩さんの魂のこもった言葉に触れたい人はGONKAKUを買うと良いでしょう。
熱いよ。
*1……我等がトシちゃんは、タイ王者から2つの判定勝ちを収めている。「タイで判定勝ちというのは、KO以上に難しいと思いますけどね」とは猪狩さんの談。
*2……猪狩さんの現役時代の必殺技。Jのフラッシュ・ピストン〜と、何らかの関係があるのだろうか。
posted by B.M(びいえむ) at 02:49| 東京

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