二個目のEが逆になっているため、表記しにくいEMINE(←これは逆)M。うぬうー、まあ、“ヨ”を使えば無理矢理書けるか? EMINヨM? ヨー! そんなEMINヨMのサード・アルバム、ヨー!
RapやらHIPHOPやらと言うと“わけわからん”の一言で切り捨てられてしまいがちだが。いやいや、ちょっと待った! エミネム(諦めた)は凄いぜ。聴く価値アリだ。なんといっても、エミネムには歌唱力がある。歌唱……いや、リズムに乗せて言葉を操るという、幅広い意味での「歌唱」だが。テンポよくマシンガンのように吐き出される言葉は、まるで踊っているかのよう。聴いていると、ある種のトランス状態に陥る。縦横無尽、変幻自在、神出鬼没、そんな感じなんだ。
まずは10.Without Meを聴いて欲しい(MTVでかかりまくったので、知っている人も多いかな!?)。早口言葉のペースで、曲に合わせて歌い(喋り)まくるエミネム。それでいて、驚いたことに単調さが無い。曲は変化に富み、その場面場面に適したスタイルでエミネムは言葉を“乗せて”行く。これが高速で行われるもんだから……もう、ヨコノリじゃない、タテノリなんだよ!(どうした)
ノリが良く、カラオケで歌っても楽しい(と、思われるが、実現は難しいだろう)明るい曲だ。ジャンルに関係なく、これはオススメ。
このアルバム全体が明るく、陽性なのが好きだ(後期のアルバムは、なんとなく陰性なのでー)。怒りも悲しみも有るけれど、それがストレートに、勢いよく放出されているからだと思う。
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