2005年12月09日

金子賢、不退転の決意で格闘家転向(PRIDE)

 私は地上波を観ないので金子賢を知りません。
 なので以下の記事は一般論を含んでしまいます。
 ご了承下さい。



 金子賢が大晦日に格闘家としてデビューする事が正式発表された。
 自分の感想としては「それで視聴率が取れれば良いけど……」であった。普通の男がPRIDEに挑戦する。それはもう夢物語である。その夢を見せることで多くの人にPRIDEを観て貰えるようになれば……ということなのだろう、と。だから、純粋にこれが話題になって視聴率が伸びれば良いと思った。それはPRIDEに還元されるだろうから。

 ところが、である。いわゆる“自称PRIDEファン”の中にはこれを罵る輩が多いようなのである。曰く「PRIDEが汚れる」だの「俳優が上がってはいけない」だの「本気でやっているのか」だの、それはもう次元が低い戯言ばかりである。おそらく、こういう輩はPRIDEの事を本当に考えていないのだろう。よくよく考えれば、金子のような存在が出る事により間口が広がり、多くの人がPRIDEに興味を持ち、はては『ならば、俺も……』と誰もが夢を持てるようになるではないか。それはPRIDEに繁栄を齎すはずだ。
 それを、『ボクのPRIDEがタイヘンなことになっちゃうよ!』という視点でしか見れないのは寂しすぎる。本当にPRIDEを想っているのか、と勘繰りたくなる。おそらくそういう人達はPRIDEのファンでは無いのだろう。彼らはきっと、ただの“格闘技ファン”なのである。だから格闘技の論理から出たものは認められない。非難するしかないのだろう。狭量なプロレスファンがプロレスに割り込んでくるものに過剰反応するのと構図は似ている。

 それなら格闘技を観れば良い。

 これは、あくまでもPRIDEである。男が志を持ち、それこそ誇りを賭けて戦う意志を見せた時……彼にはPRIDEに参加する資格が有るのだ。技術うんぬんを言うのなら、百戦錬磨のヒクソンと素人同然の高田が戦ったことが既におかしいではないか。しかし、あのヒクソンvs高田の一戦には誇りが、勝負の全てが込められていた。負けられないグレイシー一族の誇り、竹槍で戦車に立ち向かうと分かっていても突撃した高田の誇り。それで良いのだ。それがPRIDEなのだから。

 なぜ金子賢が出場できたのか?
 それは、彼が俳優だからである。そして映画に出演したり、テレビ番組で司会を務める男だからである。それは彼の能力であり、財産であり、誇りであろう。ミットを蹴り、ジョギングで汗を流すだけが男の生き様ではない。金子賢は彼の俳優としての人生を一生懸命に生きていたのだ。そうでなければテレビのレギュラーの座など奪い獲れまい。そのスキルを認めるべきだ。
 なぜそれを認めないのか? なぜPRIDEに参戦すると言っただけでその人物を否定するのか? 金子賢は、彼の“俳優”というチップを全て換金し、PRIDEのテーブルに載せたのである。そして、DSEとフジテレビがそれを受けるに値すると感じ、賭けを受けたのである。もうその時点でそれはPRIDEなのである。それを部外者が何を口を差し挟めようか。金子賢の、DSEの、フジテレビの男勝負である。

『人生で初めて自分の意思でやりたい事が見つかった』

 その言葉を俺は信じるし、応援したいとも思う。
 男が男意気に感じられなくなったら終わりだ!


p.s
 この決定と、先の「ヒョードルvsズール」が繋がった。
 ……そうか。なるほど。それが榊原代表のやりたいことだったのか……。
 男祭り2005は“祭り”と銘打ちながらも、PRIDEの閉塞的な状況を打ち破り、今後の発展に含みを持たせる重要な大会になるのかもしれない。この二試合が成功することを祈る。それは、PRIDEの未来に繋がっている。
 ハッスルと同じく、ここでPRIDEファンも“ふるい”にかけられることになるだろう……
posted by B.M(びいえむ) at 01:31| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(1) | ◆格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
裏局がボビー対曙を行うからでしょうね。
ぶっちゃけ。私は別に構わないと思いますよ。
Posted by 綾辻 at 2005年12月10日 00:42
今はPRIDEを信じるしかないですね。
Posted by B.M(びいえむ) at 2005年12月12日 02:04
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金子賢/かねこけん
Excerpt: ごくせん 2005 DVD-BOX?? 義理人情に厚い破天荒な女教師が、問題児ば
Weblog: 3BUNT
Tracked: 2005-12-09 01:52